自分の肌がもっと好きになるコスメを、モデラート代表・市原明日香インタビュー

ファッションブランドから作られたビューティブランド「IMAI」
いまままでパーソナルなファッションを提案してきた私たちが、なぜビューティブランドを立ち上げようと思ったのか、ご自身のいままでのビューティ遍歴と共にコスブランドを立ち上げた経緯とこのブランドに込めた思いを、モデラート株式会社の市原代表にお話を伺いました。


・市原代表にとってビューティはどのような存在でしたか。

私にとって、スキンケアはハミガキのように最低限やらないといけないもの、メイクはオンのシーンの身だしなみとして行うものでした。

社会人として初めてメイクをした20代のころから、勉強や仕事に夢中になり、不規則な生活になりがちだったこともあり、ずっと乾燥肌でした。
コスメカウンターでスキンケアからフルラインナップで揃えてみても改善しませんでした。
今思えば、当たり前ですが睡眠と栄養はきちんととらないと、ですよね。その上でもカバーしたいシミ、クマ、くすみは少しずつ増える一方です。
カバーしようとすると厚塗りになり、乾燥とあいまって夕方にはヨレに繋がってしまっていました。
よれて、素肌より悪い状態になっていると感じることさえあり、それであればいっそのこと、コロナ以降は日焼け止めの下地のみでほとんどノーメイクに近い状態で過ごしていました。
マスクをしているとメイクは崩れるし、たまにあるマスクを外す会食のようなシーンでどうしたらよいかと戸惑う日々でした。

・ビューティーブランドを始めようと思ったきっかけは?
装うこと、なりたい印象をつくることは洋服だけでは完成せず、頭のてっぺんから足の先までトータルのバランスで決まることを痛感したからです。
以前、ポイントメイクと洋服のスタイリングを一緒に行うイベントを実施したときに、象徴的な出来事がありました。
それまでファッションのスタイリストがいくらお勧めしても青みカラーに苦手意識があったお客様が、鮮やかなカラーメイクを施すことで、青みも似合うと思って頂けたことです。
洋服とメイクが合わさることでさらに可能性が広がること、それはトータルバランスを考えた上で、私たちがお客様にご提案したいなと思ったからです。

アイマイは今度どのような存在になっていって欲しいですか。
ソージュは、短期的な変化をお客様にご実感頂けることを目指すファッションブランドです。上質な素材感を軸に、幅広い体型やライフステージの方に着こなしていただけるようデザインしています。そして日々迷いなくお手に取って頂けるよう、着こなしのベースになるシンプルなラインナップ展開です。

アイマイも価値観は同じで、使い始めたその日から肌の艶やかな質感を実感頂きたい。でも作り込みすぎず、ソージュのような上質でシンプルな装いとバランスをとれる自然な抜け感も残したい。そんな想いで企画しています。
もしかしたら、ソージュの価値観には共感するけれど洋服は今のライフスタイルやテイストとマッチしないと思っていたような方にも、アイマイはジェンダーも年齢も問わずお手にとってみて頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。

最後に読んでくださった皆様にメッセージをお願いします!
スキンケアは後回しで、決して褒められた生活をしてこなかった私も、アイマイを使うようになってからは「今日は肌ツヤが良いですね」と褒めて頂くこともあります。簡単なステップで心地よいと感じられるお肌になり、続けるうちにベースが整う。そうするとテクニックが必要な次のステップも楽しんでみたくなると思うんです。スキンケアを頑張っている方のナチュラルメイクにはもちろん、テクニックのいらないベースメイクシリーズは、メイクに苦手意識のある方こそ取り入れてみて頂けたらと願っています。

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